EXHIBITIONS
鵜飼康平「Merge」
金沢を拠点に活動する若手漆造形家・鵜飼康平(うかい・こうへい)の新作展「Merge」が、hpgrp GALLERY TOKYOで開催されている。
鵜飼は1993年愛知県生まれ。金沢工芸大学在学中に漆と出会い、その素材が持つ歴史や、多くの工程を少しづつ積み重ねるプロセスに魅了され、現在の活動に至る。制作にあたっては、素地として使用する木からかたちを削り出し、樹液である漆を塗り重ねることで作品を仕上げている。木の自然な造形、そのかたちを生かして自ら彫り込んだ痕跡、そこに塗られる漆と、「自然なことの連続の結果として」生まれた作品は、有機的な美しさとプリミティブな力強さをあわせもつ。
2020年には「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」のファイナリストに選出されるなど、近年その注目度が高まっている鵜飼。本展では、意識と無意識の間を行き来するような感覚をもとに制作を行う「融」シリーズを中心に発表する。
鵜飼は1993年愛知県生まれ。金沢工芸大学在学中に漆と出会い、その素材が持つ歴史や、多くの工程を少しづつ積み重ねるプロセスに魅了され、現在の活動に至る。制作にあたっては、素地として使用する木からかたちを削り出し、樹液である漆を塗り重ねることで作品を仕上げている。木の自然な造形、そのかたちを生かして自ら彫り込んだ痕跡、そこに塗られる漆と、「自然なことの連続の結果として」生まれた作品は、有機的な美しさとプリミティブな力強さをあわせもつ。
2020年には「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」のファイナリストに選出されるなど、近年その注目度が高まっている鵜飼。本展では、意識と無意識の間を行き来するような感覚をもとに制作を行う「融」シリーズを中心に発表する。