EXHIBITIONS
鴨居玲展-Camoyの生きざま-
石川県金沢市出身の洋画家・鴨居玲(1928〜1985)の人物像に迫る展覧会「鴨居玲展-Camoyの生きざま-」が、笠間日動美術館で開催される。
鴨居玲は人間の内面を見つめ続けた画家。北國新聞社主筆で、「石川県は文化芸術で生きる」をスローガンに活動した鴨居悠(ゆう)と茂代(もよ)のあいだに生まれ、建築家を目指すも南方戦線にて戦死した兄・明(あきら)と、新聞記者を経て、下着デザイナーとして戦後の女性に大きな影響を与えた姉・羊子(ようこ、本名・洋子)とともに育った。
鴨居はフランスやスペインに滞在して自身の作風を確立すると、帰国後は神戸を拠点に作品を制作。代表作として、1969年に安井賞を受賞した《静止した刻》や《1982年 私》などが知られている。
本展では、笠間日動美術館のコレクションより、鴨居の絶筆《自画像》(1985)(後期:6月25日から展示)などを含む初期から最晩年までの作品を展示。また父・悠に関する資料や、画家としても活動した姉・羊子の作品なども紹介する。
鴨居玲は人間の内面を見つめ続けた画家。北國新聞社主筆で、「石川県は文化芸術で生きる」をスローガンに活動した鴨居悠(ゆう)と茂代(もよ)のあいだに生まれ、建築家を目指すも南方戦線にて戦死した兄・明(あきら)と、新聞記者を経て、下着デザイナーとして戦後の女性に大きな影響を与えた姉・羊子(ようこ、本名・洋子)とともに育った。
鴨居はフランスやスペインに滞在して自身の作風を確立すると、帰国後は神戸を拠点に作品を制作。代表作として、1969年に安井賞を受賞した《静止した刻》や《1982年 私》などが知られている。
本展では、笠間日動美術館のコレクションより、鴨居の絶筆《自画像》(1985)(後期:6月25日から展示)などを含む初期から最晩年までの作品を展示。また父・悠に関する資料や、画家としても活動した姉・羊子の作品なども紹介する。