EXHIBITIONS

現代日本画名品選Ⅱ

季節のうつろい-夏の情景と秋の気配-

2021.05.12 - 08.18

松村公嗣 晨朝 2011 足立美術館蔵

那波多目功一  連山の朝 2018 足立美術館蔵

小田野尚之 響 2012 足立美術館蔵

清水操 夏の日 2007 足立美術館蔵

守みどり 風の跡 2009 足立美術館蔵

 横山大観をはじめとする近代日本画のコレクションで知られる足立美術館。現代を代表する日本画家の作品の収集にも注力し、2010年にオープンした新館で開催している「現代日本画名品選」では季節ごとにテーマを設け、所蔵する現代日本画コレクションを順次公開してきた。

 今夏に開催する「現代日本画名品選Ⅱ」のテーマは「季節のうつろい」。新緑が美しい山々や、まぶしい光のなかで波が打ち寄せる海辺の風景など、夏を思わせる作品を中心に、現代作家が描いた日本画40点を展示する。

 さらに、色づいた葉が風に揺れる少し物寂しい情景など、秋の気配を感じさせる作品もあわせて紹介。日本画を通して、夏から秋にかけての季節のうつろいを堪能できる。

 主な出品作は、松尾敏男《彩雨》、那波多目功一《連山の朝》、松村公嗣《晨朝》、小田野尚之《響》、宮北千織《天の川》、岸野香《親密》、清水操《夏の日》、守みどり《風の跡》など。