EXHIBITIONS

MIROIRS – Manga meets CHANEL

Collaboration with 白井カイウ&出水ぽすか

©︎ 白井カイウ・出水ぽすか/集英社

©︎ 白井カイウ・出水ぽすか/集英社

©︎ 白井カイウ・出水ぽすか/集英社

©︎ 白井カイウ・出水ぽすか/集英社

©︎ 白井カイウ・出水ぽすか/集英社

©︎ 白井カイウ・出水ぽすか/集英社

 芸術を愛し、同時代の芸術家たちを支援したガブリエル・シャネルの精神を引き継ぎ、シャネル・ネクサス・ホールではこれまで様々な展覧会を開催してきた。2021年春、その歩みの新たな一章として『週刊少年ジャンプ』(集英社)の人気作『約束のネバーランド』の原作者・白井カイウと作画家・出水ぽすかとの協業による新たなプロジェクト「MIROIRS」を展開する。

「MIROIRS」は、日本ならではの文化として世界中で認知されている「マンガ/MANGA」を、シャネル・ネクサス・ホール独自の視点で展覧会として構築するという新しい試み。話題のマンガ家がガブリエル・シャネルの人生やクリエイティビティに共鳴し、描き下ろすコミック『miroirs(ミロワール)』が展覧会と同時期に刊行される(4月30日発売予定)。

 シャネル・ネクサス・ホールで開催する展覧会では、コミックのタイトルと同じ「MIROIRS(鏡)」をテーマに、ストーリーに込められたメッセージを立体的に表現。マンガの3つの章に合わせて構成される3つの空間では、マンガ作品とともに、シャネル N°5、リップスティック、リトルブックドレスなどアイコニックなアイテムをはじめとする、シャネルにまつわる貴重な資料も複合的に展示され、作者たちとシャネルとの時代を越えた出会いを追体験することができる。

「『MIROIRS』(ミロワール)はフランス語で『鏡』の複数形、複数枚ある鏡を指します。ガブリエル・シャネルについて調べていく中で、彼女が語ったと言われる、『鏡は厳しく私の厳しさを映し出すそれは鏡と私の闘い私という人間をあらわにする』という言葉がありました。避けられない『自分』そのものを映し、教えてくれる『鏡』。今回、ガブリエルの数ある多面(と私個人が感じ取ったもの)の一部をモチーフにして、各章それぞれの物語を組み立てました。ガブリエルの多面性を何枚もの鏡に見立て、また、ガブリエルのアパルトマンの印象的な鏡の数々をイメージして、タイトルは『MIROIRS』にしました(タイトル『MIROIRS』に寄せて、白井カイウ)」。