EXHIBITIONS

ゲンロン新芸術校 第6期

グループD展示「美術は教育できるのか?」に対する切り込みと抵抗 THE MOVIE

デザイン=宮野祐

 ゲンロン新芸術校では2020年9〜12月まで毎月、ゲンロン新芸術校の第6期によるグループ展を五反田アトリエで開催。その最終回となる、第6期生グループDの展示「『美術は教育できるのか?』に対する切り込みと抵抗 THE MOVIE」が12月5日~13日まで行われる。

 グループD展では、アーティストの梅津庸一と弓指寛治のふたりが講師を担当。CL(コレクティブ・リーダー)課程の中田文によるキュレーションで、赤西千夏、飯村崇史、星華、甲T、ながとさき、藤江愛、前田もにか、三好風太が出展する。
 
 本展のテーマは「美術教育」。私塾・パープルームを運営し、つねに教育問題に向き合い続けてきた梅津と、新芸術校第一期で金賞を受賞後、精力的に活動を続ける弓指、そして個々の出自や背景、立ち位置にある受講生たちが話し合い、互いに美術がもつ可能性を探求し、鑑賞者に新たな体験を届ける。

 また会期中の12月12日には、美術家の田中功起をゲストに迎えた講評会を実施。YouTubeにてアトリエでの審査の様子と講評会を生中継で無料配信する。