EXHIBITIONS
池袋モンパルナス2.0
かつて大正から昭和にかけて東京の要町、椎名町、南長崎エリアは、画家、詩人、デザイナーなど様々な芸術家が集い池袋モンパルナスと呼ばれた。「池袋モンパルナス 2.0」は、池袋モンパルナスの歴史を参照しつつ、東京の新しい地域文化の創造を目指す活動だ。
今回は椎名町、要町、落合南長崎エリアへ、偶然にも寄り集まった4人のアーティスト、淺井裕介、高山夏希、松井えり菜、村山悟郎によるグループ展を開催。南⻑崎にあり、ターナー色彩株式会社が運営する「ターナーギャラリー」を会場に、作家個々の活動を必然へと結びつける。
淺井は1981東京都生まれ。アトリエでの平面作品の制作と並行して、マスキングテープにマーカーで植物を描く「マスキングプラント」、滞在制作する場で採取した土を使用し、動物や植物を描く「泥絵」など、条件の異なったいかなる場所においても室内外で作品を展開している。昨年末には、鹿の血を用いた制作を経て今年から油画の制作に取り組む。
高山は90年東京都生まれ。「VOCA展2020 現代美術の野望 -新しい平面の作家たち-」(上野の森美術館、東京)にて作品を発表。現代のなかで失われてしまった様々な物体と人間の関係の回復をテーマに、人間と動物と環境が一体化した世界観を提示している。
松井は83年岡山県生まれ。自画像《エビチリ大好き》で「GEISAI#6」金賞を受賞。同作品はパリ・カルティエ現代美術館に収蔵される。自画像やウーパールーパーをモチーフとした作品を多く制作するいっぽう、西洋画や少女マンガの手法を用いた新たな自画像表現を模索している。
村山は83年東京都生まれ。アーティスト。博士(美術)。東京藝術大学油画専攻および武蔵野美術大学油絵学科にて非常勤講師を務める。東洋大学国際哲学研究センター客員研究員。自己組織的なプロセスやパターンを、絵画やドローイングを通して表現している。
本展では、各アーティストの作品展示に加え、共同で公開制作も実施。コロナ禍で移動が制限されるいま、芸術家たちが愛した「アトリエ村」で萌芽する新たな地域文化を目撃してほしい。
今回は椎名町、要町、落合南長崎エリアへ、偶然にも寄り集まった4人のアーティスト、淺井裕介、高山夏希、松井えり菜、村山悟郎によるグループ展を開催。南⻑崎にあり、ターナー色彩株式会社が運営する「ターナーギャラリー」を会場に、作家個々の活動を必然へと結びつける。
淺井は1981東京都生まれ。アトリエでの平面作品の制作と並行して、マスキングテープにマーカーで植物を描く「マスキングプラント」、滞在制作する場で採取した土を使用し、動物や植物を描く「泥絵」など、条件の異なったいかなる場所においても室内外で作品を展開している。昨年末には、鹿の血を用いた制作を経て今年から油画の制作に取り組む。
高山は90年東京都生まれ。「VOCA展2020 現代美術の野望 -新しい平面の作家たち-」(上野の森美術館、東京)にて作品を発表。現代のなかで失われてしまった様々な物体と人間の関係の回復をテーマに、人間と動物と環境が一体化した世界観を提示している。
松井は83年岡山県生まれ。自画像《エビチリ大好き》で「GEISAI#6」金賞を受賞。同作品はパリ・カルティエ現代美術館に収蔵される。自画像やウーパールーパーをモチーフとした作品を多く制作するいっぽう、西洋画や少女マンガの手法を用いた新たな自画像表現を模索している。
村山は83年東京都生まれ。アーティスト。博士(美術)。東京藝術大学油画専攻および武蔵野美術大学油絵学科にて非常勤講師を務める。東洋大学国際哲学研究センター客員研究員。自己組織的なプロセスやパターンを、絵画やドローイングを通して表現している。
本展では、各アーティストの作品展示に加え、共同で公開制作も実施。コロナ禍で移動が制限されるいま、芸術家たちが愛した「アトリエ村」で萌芽する新たな地域文化を目撃してほしい。