EXHIBITIONS

特別展

名都美術館名品展 優艶なる日本画

2020.10.17 - 12.13

上村松園 わか葉 昭和15年 名都美術館蔵

 笠岡市立竹喬美術館では、名都美術館(愛知)の所蔵品による名品展を開催。美人画の傑作、優艶なる日本画を紹介する。

 一般財団法人林美術財団が運営する名都美術館は、愛知県長久手に位置する美術館。財団の創立者である林軍一が30年あまりをかけて収集したコレクションを、広く一般に公開するため、1987年に開館した。

 同館では近現代の日本画を中心に、横山大観や橋本関雪、川合玉堂、東山魁夷、平山郁夫といった近現代を代表する画家の作品を網羅的に数多く所蔵。なかでも、上村松園鏑木清方、伊東深水、伊藤小坡などの美人画コレクションは充実した内容を誇り、個人が収集した日本画コレクションとしては希に見る、秀逸なコレクション群を形勢している。

 本展では、名都美術館のコレクションのなかから選りすぐった作品69点を展示し、優艶な近現代日本画の世界を展覧。主な出展作家に、上村松園、鏑木清方、横山大観、伊東深水、伊藤小坡、山口華楊、片岡球子、岩橋英遠など。