EXHIBITIONS
令和2年度 茅野市美術館 常設展 第3期収蔵作品展
藤森照信―自然と建築
茅野市美術館は、長野県茅野市出身の建築史家・建築家、藤森照信の活動を特集した収蔵作品展「藤森照信―自然と建築」を開催する。
藤森は1946年生まれ。近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残している。91年に諏訪大社上社の依頼で、筆頭神官守矢家の史料を収蔵するための《神長官守矢史料館》(長野県茅野市)を設計し、建築家としてデビュー。以降、自邸《タンポポハウス》(1995)をはじめ、美術家・赤瀬川原平の邸宅《ニラハウス》(1997)や、2本の木の上に立つ《高過庵》(2004)などを代表作に、過去や現在のどの様式にもあてはまらない、自然素材や植物を取り込んだ設計を試みている。2011年に茅野市ふるさと縄文大使に就任。『人類と建築の歴史』(ちくまプリマー新書)など著書多数。
本展では、建築家としてのデビュー作《茅野市神長官守矢史料館》や、19年度に日本芸術院賞を受賞した《ラコリーナ近江八幡 草屋根》(滋賀県近江八幡市)など、藤森の国内外の建築と各作品のスケッチを紹介。また会期中には、本人と、藤森の近著『建築が人にはたらきかけること』(平凡社)を担当した佐野由佳(編集者・ライター)を聞き手に迎えて、トークイベント「自然と建築-ふじもり建築の秘密」も開催する。
藤森は1946年生まれ。近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残している。91年に諏訪大社上社の依頼で、筆頭神官守矢家の史料を収蔵するための《神長官守矢史料館》(長野県茅野市)を設計し、建築家としてデビュー。以降、自邸《タンポポハウス》(1995)をはじめ、美術家・赤瀬川原平の邸宅《ニラハウス》(1997)や、2本の木の上に立つ《高過庵》(2004)などを代表作に、過去や現在のどの様式にもあてはまらない、自然素材や植物を取り込んだ設計を試みている。2011年に茅野市ふるさと縄文大使に就任。『人類と建築の歴史』(ちくまプリマー新書)など著書多数。
本展では、建築家としてのデビュー作《茅野市神長官守矢史料館》や、19年度に日本芸術院賞を受賞した《ラコリーナ近江八幡 草屋根》(滋賀県近江八幡市)など、藤森の国内外の建築と各作品のスケッチを紹介。また会期中には、本人と、藤森の近著『建築が人にはたらきかけること』(平凡社)を担当した佐野由佳(編集者・ライター)を聞き手に迎えて、トークイベント「自然と建築-ふじもり建築の秘密」も開催する。