EXHIBITIONS

御即位記念 特別展 皇室の名宝

2020.10.10 - 11.01, 2020.11.03 - 11.23

高階隆兼筆 春日権現験記絵 巻一(部分) 鎌倉時代 延慶2(1309) 宮内庁三の丸尚蔵館蔵 ※通期展示(巻一は後期(11月3日~23日)展示)

伝藤原行成筆 雲紙本和漢朗詠集 巻上(部分) 平安時代 11世紀 宮内庁三の丸尚蔵館蔵 ※通期展示(巻替あり。本作品は後期[11月3日~23日]展示)

俵屋宗達筆 扇面散屏風 右隻(部分) 江戸時代 17世紀 宮内庁三の丸尚蔵館蔵 ※後期展示(11月3日~23日)

伊藤若冲筆 旭日鳳凰図  江戸時代 宝暦5(1755) 宮内庁三の丸尚蔵館蔵 ※後期展示(11月3日~23日)

狩野永納筆 霊元天皇即位図屏風(部分)  江戸時代 17世紀  京都国立博物館蔵 ※後期展示(11月3日~23日)

飛香舎襖 江戸時代 19世紀 宮内庁京都事務所蔵 ※通期展示(本作品は前期[10月10日~11月1日]展示)

 天皇陛下の即位を記念した展覧会「御即位記念 特別展 皇室の名宝」が京都国立博物館 平成知新館で開催。皇室ゆかりの地・京都において、宮内庁が所蔵する名品およそ100件を、日本の宮廷で培われた文化とともに紹介する。

 本展は、「皇室につどう書画 三の丸尚蔵館の名宝」と「御所をめぐる色とかたち」の2章で構成。宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の名だたる品々を中心に、京都では初めて、皇室の名宝の数々がまとまって公開される。

 第1章「皇室につどう書画 三の丸尚蔵館の名宝」では、宮内庁所管の施設・三の丸尚蔵館に所蔵される皇室ゆかりの名品から書画を中心に、中国や朝鮮半島より伝来した唐絵や近世の絵画を展示。また、伊藤若冲の代表作《旭日鳳凰図》《動物綵絵》の展示も見どころのひとつとなる。

 第2章「御所をめぐる色とかたち」では、いまではみることはかなわない、京都御所での儀式や日々の光景を伝える屏風絵など様々な作品や、京都御所・飛香舎を飾ったしつらえも紹介。京都にて単館で開催される、皇室とゆかりを結んだ名品の数々を堪能できる展覧会。