EXHIBITIONS

前本彰子展「宝珠神棚」

2020.06.28 - 07.04

前本彰子 宝珠神棚 2020

 1980年代から制作を続ける作家・前本彰子の個展がコバヤシ画廊で開催される。

 前本は1957年石川県生まれ。京都精華短期大学絵画専攻科卒業後、Bゼミスクーリングシステムを修了。86年8月号の『美術手帖』の特集「美術の超少女たち」で平林薫、松井知恵、吉澤美香らとともに紹介されたことで、「超少女」のひとりとして注目を集めた。2019年にコバヤシ画廊でその活動を振り返る回顧展が開催され、また80年代の美術動向に注目した展覧会で紹介されるなど、再び高い評価を受けている。

 本展では、様々な思いや願いを込めた女神が扉の奥に棲む神棚「宝珠神棚(ほうじゅかみだな)」シリーズを展示。 「いま自分の大切なものは何だろう」とその時々に問うための装置・方位磁石としての祈りの対象や、ときには亡くなった人への弔いのために、85年から始まったシリーズの新作となる。