EXHIBITIONS

KIMONO BEAUTY of 夢二

展示風景

竹久夢二 立田姫 夢二郷土美術館蔵

 大正ロマンを代表する岡山出身の詩人画家・竹久夢二(1884〜1934)。和と洋の文化が出会い、新しい流行が生み出された時代に活躍した夢二が描く美人画は「夢二式美人」と呼ばれ、そのファッションをまねする女性が現れるなど大衆に広く受け入れられていった。

 夢二の作品のなかには、様々な色や柄の「きもの」が登場。その多くは夢二オリジナルのデザインが使用されている。夢二のきものに対するこだわりは非常に強く、道行く人々の着こなしや商店に並ぶ品物をよく観察していたことが日記などからもわかっている。

 本展では、夢二が描いた「きもの」に着目し、代表的な美人画に描かれた装いを忠実に再現した着物を展示。舞妓の後姿が印象的な《加茂川》に描かれたきものを、手描き京友禅で再現したものを作品とともに鑑賞できる。

 また夏の特別展示として、七夕の準備をする女性たちが鮮やかな色遣いで描かれた《星まつ里》、日本の夏に欠かせないスポーツを描いた《野球図》も公開される。