EXHIBITIONS
無言館展 遺された絵画からのメッセージ
※「無言館展 遺された絵画からのメッセージ」展は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため開催を中止。
無言館は、長野県上田市郊外にある戦没画学生の絵画を集めた美術館。主に、若くして戦争の犠牲になった画学生の作品を収める無言館は、1994年に、館主の窪島誠一郎が画家の野見山暁治とともに遺族のもとを訪ね歩くことから始まった。97年の開館後もその調査と収集は続けられており、現在では130名の作品約700点が保管・展示されている。
画学生たちが遺した作品に描かれる、恋人や妻、故郷などの日常的な風景。そこからは、絶筆になることを予想して、生きているその時間を噛みしめるように、ひたむきに制作に臨んだ姿勢が思い起こされる。
本展では、無言館に保管されている作品から約130点を展示。画家への志半ばで戦地に赴き、絵筆を銃に替えざるを得なかった若者たちの無念、しかしそれでも最後まで芸術への情熱と夢を持ち続けた魂の叫び、「生きる証」として残した作品は、現代の私たちに戦争の悲惨さや命の尊さを問いかけるだろう。
※郡山市立美術館は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、4月20日〜5月12日まで臨時休館。詳細は公式ウェブサイトにて案内。
無言館は、長野県上田市郊外にある戦没画学生の絵画を集めた美術館。主に、若くして戦争の犠牲になった画学生の作品を収める無言館は、1994年に、館主の窪島誠一郎が画家の野見山暁治とともに遺族のもとを訪ね歩くことから始まった。97年の開館後もその調査と収集は続けられており、現在では130名の作品約700点が保管・展示されている。
画学生たちが遺した作品に描かれる、恋人や妻、故郷などの日常的な風景。そこからは、絶筆になることを予想して、生きているその時間を噛みしめるように、ひたむきに制作に臨んだ姿勢が思い起こされる。
本展では、無言館に保管されている作品から約130点を展示。画家への志半ばで戦地に赴き、絵筆を銃に替えざるを得なかった若者たちの無念、しかしそれでも最後まで芸術への情熱と夢を持ち続けた魂の叫び、「生きる証」として残した作品は、現代の私たちに戦争の悲惨さや命の尊さを問いかけるだろう。
※郡山市立美術館は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、4月20日〜5月12日まで臨時休館。詳細は公式ウェブサイトにて案内。