EXHIBITIONS

遊園地都市の進化

──スクワット作戦会議 in 渋谷

RELABEL Shinsen
2020.02.23

メインビジュアル

 渋谷・神泉にある、取り壊し直前の一棟ビルを舞台に、1日限りのアートプログラム「遊園地都市の進化──スクワット作戦会議 in 渋谷」が開催。50人以上のアーティストが参加する。

 6階建てのビル全体を会場としたプログラムには、秋山佑太、トモトシによる共同キュレーションの映像展「内見フロア」や、CHERRYによる参加型展示「新しい保健体育」、渡邉洵によるパフォーマンス「原発ジプシー」といった展示企画が開催。また、南島興による「夜まで生読書会」、佐藤はなえが開くタトゥーショップ、KCN(kitchen)によるライブも行われる。

 さらに、SIDE COREの高須咲恵や「喫茶野ざらし」をオープンさせたばかりのアーティスト・中島晴矢らが参加する、都市の再開発やオルタナティブスペースの現状を語らうトークイベントなど、多彩なラインアップが並ぶ。

「遊園地都市の進化──スクワット作戦会議 in 渋谷」は、スクラップアンドビルドが繰り返される現在の都市中心地にて、「空間の動産化」を目的としたワークインプログレスな実践を始動させることを目的とした企画。

 企画者の西田篤史(渋都市株式会社 編集長)によるステートメントには、島田雅彦の著書『ロココ町』に始まり、前衛集団シチュアシオニスト、大友克洋、ジェイン・ジェイコブズからの引用が並んでおり、既存のアートの枠組みを超えた視点で都市をとらえた企画の趣旨を読むことができる。

 なおプログラムのタイムテーブルは、公式ウェブサイトにて掲載。全参加者は次の通り。

 渡辺志桜里、イナタウツボ、藤田直希、アーの人、三原回、杉野晋平、南島興、湧水、渋家、佐藤はなえ、久保田智広、Taka Kono、竹田壮一郎、小宮麻吏奈、青柳拓、秋山佑太、今井新、海野林太郎、金藤みなみ+VJ.曽根安代、齋藤はぢめ、高田冬彦、トモトシ、宮野かおり、曽根安代、べるりん、スナックその、渡邉洵、FABULOUZ、間庭裕基、大塚諒平、CHERRY、Yaaaz、αβ≠MR、副島泰平、大瀧裕也、TKA4、SUGINO RYUKI、青木理紗、濵田明李(参加階順)、KCN(kitchen)、杉野晋平、村上裕、吉田山、Aokid、光岡幸一、高須咲恵、風間美希、竹沢徳剛、吉田尚弘、中島晴矢、ayano_chan。