EXHIBITIONS

Houxo Que「Proxy」

2020.02.21 - 03.29

Houxo Que NOUMENON #1 作品部分

Houxo Que 「NOUMENON」シリーズ アートフェア東京2019での展示風景

 光への関心を起点に、蛍光塗料を用いた絵画作品やiPhoneなどのデバイスを支持体としたシリーズなどを発表してきたアーティスト・Houxo Queの2年ぶりとなる個展が開催される。

 Houxo Queは1984年東京都生まれ。グラフィティ・ライターから、ライブ・ペインター、そして現代美術家へ活動の領域を広げながら、一貫して「光」をテーマに、発光するディスプレイや、ブラックライトを用いた絵画作品などによって人々の視覚に揺さぶりをかけてきた。

 近年は、パソコンやスマートフォンが発する人工光を表現媒体にしているほか、液状の画材を用いて、表現における画材を社会における美術家の存在に重ね合わせるなど、従来の絵画の意味を大きく変革させるような作品を制作している。

 2019年秋に解体前の戸田建設本社(東京・京橋)で開催された「TOKYO 2021」美術展(キュレーション:黒瀬陽平)では、地下室への階段スペースを大胆に使ったHouxo Queのインスタレーションが大きな話題になった。

 絵画とディスプレイについて、双方の共通点と差異を、継承と漸進ととらえ、ディスプレイ・モニターを絵画の支持体のひとつと位置づけて制作を行ってきたというHouxo Que。本展では、2020年代におけるアートシーンの重要なアーティストのひとりとして、絵画の可能性を拡張するHouxo Queの近年の活動を紹介する。