EXHIBITIONS
金サジ「白の虹 アルの炎」
2019年に多文化共生地域の京都東南部エリアに開館した小劇場「THEATRE E9 KYOTO」で、 写真家・金サジの個展が開催される。
金サジは1981年生まれ。在日韓国人の三世として日本で育つ。 2016年に「キャノン写真新世紀」でグランプリを受賞。近年の個展に「満月の夜、男は墓を建て、女はぼっくりを食べる」(東京都写真美術館、東京、2017)、「STORY」(アートス ペース虹、2017)など。展覧会に、「釜山ビエンナーレ 特別展示 アジアンキュレイトリ アル展」(韓国、2014)、3331ART FAIR 2019(遠藤水城推薦)、「アーカイブをアーカイブ する」(みずのき美術館、京都、2014)などがある。
本展では、舞や歌、語りなどの民間の暮らしのなかで継承されてきたものから着想を得て、自らの身体感覚に基づいた創造の物語を写真作品で表現した「物語」シリーズの新作を、劇場空間のブラックボックスのなかで発表する。また、会期初日のイベントでは、招福と厄災を祓う韓国の儀式「告祀(コサ)」を行う。
会期中にはトークイベントも実施。1月13日は、火山地質学者の千葉達朗や、陶芸家の松井利夫らをゲストに迎えて、大地の持つエネルギーや根元性などについて、芸術、科学、民俗学などの視点からトークする。1月18日には国立民族学博物館外来研究員の永田貴聖と、京都東九条マダン実行委員長のやんそると、日本在住の海外ルーツを持つ人々の思いや周辺の環境、時代の変化などについて、自らの経験、研究を通してトークを行う。
「THEATRE E9 KYOTO」の芸術監督・あごうさとしは「金サジの一連の写真作品には、物語性と、高い象徴性が表現されています。とりわけ、現代芸術それは舞台芸術もそうですが、知術にかたより私たちが原始的にもっている霊性が捨象されがちでもあります。本展覧会では、その霊性も、劇場の機構や場を活用して灯される光のなかに立ち現れることと思います」と言葉を寄せている。
金サジは1981年生まれ。在日韓国人の三世として日本で育つ。 2016年に「キャノン写真新世紀」でグランプリを受賞。近年の個展に「満月の夜、男は墓を建て、女はぼっくりを食べる」(東京都写真美術館、東京、2017)、「STORY」(アートス ペース虹、2017)など。展覧会に、「釜山ビエンナーレ 特別展示 アジアンキュレイトリ アル展」(韓国、2014)、3331ART FAIR 2019(遠藤水城推薦)、「アーカイブをアーカイブ する」(みずのき美術館、京都、2014)などがある。
本展では、舞や歌、語りなどの民間の暮らしのなかで継承されてきたものから着想を得て、自らの身体感覚に基づいた創造の物語を写真作品で表現した「物語」シリーズの新作を、劇場空間のブラックボックスのなかで発表する。また、会期初日のイベントでは、招福と厄災を祓う韓国の儀式「告祀(コサ)」を行う。
会期中にはトークイベントも実施。1月13日は、火山地質学者の千葉達朗や、陶芸家の松井利夫らをゲストに迎えて、大地の持つエネルギーや根元性などについて、芸術、科学、民俗学などの視点からトークする。1月18日には国立民族学博物館外来研究員の永田貴聖と、京都東九条マダン実行委員長のやんそると、日本在住の海外ルーツを持つ人々の思いや周辺の環境、時代の変化などについて、自らの経験、研究を通してトークを行う。
「THEATRE E9 KYOTO」の芸術監督・あごうさとしは「金サジの一連の写真作品には、物語性と、高い象徴性が表現されています。とりわけ、現代芸術それは舞台芸術もそうですが、知術にかたより私たちが原始的にもっている霊性が捨象されがちでもあります。本展覧会では、その霊性も、劇場の機構や場を活用して灯される光のなかに立ち現れることと思います」と言葉を寄せている。