EXHIBITIONS

ストラスブール美術館展

印象派からモダンアートへの眺望

2019.11.12 - 2020.01.26

ヴィクトール・ブラウナー 求婚者 1955 Musée d’Art Moderne et Contemporain de Strasbourg, Photo Musées de Strasbourg.

ポール・ゴーギャン ドラクロワのエスキースのある静物 1887頃 Musée d’Art Moderne et Contemporain de Strasbourg, Photo Musées de Strasbourg.

マリー・ローランサン マリー・ドルモワの肖像 1949 Musée d’Art Moderne et Contemporain de Strasbourg, Photo Musées de Strasbourg.

ヴァシリー・カンディンスキー コンポジション 1924 Musée d’Art Moderne et Contemporain de Strasbourg, Photo Musées de Strasbourg.

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー オルレアン、窓から眺めたサント=パテルヌの鐘楼 1830頃 Musée d’Art Moderne et Contemporain de Strasbourg, Photo Musées de Strasbourg.

 ストラスブール近現代美術館は、ドイツの国境近く、フランス北東部アルザス地方の中心都市ストラスブールに建つ美術館。印象派から現代美術までを網羅した1万8000点におよぶコレクションを誇り、フランス国内でも屈指の美術館として知られている。

 本展は、同美術館のコレクションを中心に、印象派からモダンアートまでの作品約100点を展観。モネ、シスレーなどの印象派の画家たちから、20世紀のモダンアートを代表するピカソ、カンディンスキー、ジャン・アルプに代表されるアルザス地方ゆかりの画家まで、時代ごとの名画の数々を紹介する。

 また、姫路市立美術館の國富奎三コレクション寄贈25周年を記念し、印象派の巨匠・ルノワールの《母性》や、モダンアートの旗手・マティスの連作版画本『ジャズ』の全点を公開するコーナーを設置。加えてフランス近代絵画の作品を紹介する常設展示室では、20世紀フランスで活躍した画家、ルオーの《町外れ》の裏面に描かれた作品《老女》を初公開する。