EXHIBITIONS
岐阜県美術館リニューアルオープン特別企画1
ETERNAL IDOL
岐阜県美術館のリニューアル・オープン記念展では、今後のコレクションのあり方について検討していくにあたり、「ETERNAL IDOL=悠久の美、その永遠なるかたち」を開催している。
2019年は、4月のノートルダム大聖堂(パリ)における火災や、国内各所での集中豪雨など、多くの文化財が被災した。私たちの心の拠り所と思っていた、あるいは無意識下にいつもそこにあると思っていたはずの文化財の突然の喪失は、かたちあるものの避けがたい運命を胸に突きつけてくることとなった。
いま存在する美術品は、各時代に起きたこうした災害や争いを潜り抜け、様々な人の手を介して残されてきたものである。美の殿堂である美術館は、日頃の調査研究に基づいた作品収集を行い、展示・保存し、人々の心の支えの場として活用されていく機能を持つ。そして連綿と流れてきた美の系譜を過去から現在、そして未来へと繋ぐ役割を担っている。
本展では、芸術家が残してきた永遠の偶像、美のかたちを辿りながら、今日の美の在処を同館コレクションに個人コレクションを加えた約100点により探る。
主な出品作家は、ギュスターヴ・モロー、オディロン・ルドン、オーギュスト・ロダン、ポール・ゴーギャン、山本芳翠、エドヴァルト・ムンク、ピエール・ボナール、熊谷守一、前田青邨、藤田嗣治、加藤栄三、靉光、篠田桃紅、土屋禮一、長谷川喜久ら。またリニューアル企画として、美術と教育に焦点を当てた「イメージする力、生きる力」展(~2020年1月5日)、休館中に館外で行ったアートプロジェクト参加作家4組による「セカンド・フラッシュ」展(~2020年1月5日)を同時開催する。
2019年は、4月のノートルダム大聖堂(パリ)における火災や、国内各所での集中豪雨など、多くの文化財が被災した。私たちの心の拠り所と思っていた、あるいは無意識下にいつもそこにあると思っていたはずの文化財の突然の喪失は、かたちあるものの避けがたい運命を胸に突きつけてくることとなった。
いま存在する美術品は、各時代に起きたこうした災害や争いを潜り抜け、様々な人の手を介して残されてきたものである。美の殿堂である美術館は、日頃の調査研究に基づいた作品収集を行い、展示・保存し、人々の心の支えの場として活用されていく機能を持つ。そして連綿と流れてきた美の系譜を過去から現在、そして未来へと繋ぐ役割を担っている。
本展では、芸術家が残してきた永遠の偶像、美のかたちを辿りながら、今日の美の在処を同館コレクションに個人コレクションを加えた約100点により探る。
主な出品作家は、ギュスターヴ・モロー、オディロン・ルドン、オーギュスト・ロダン、ポール・ゴーギャン、山本芳翠、エドヴァルト・ムンク、ピエール・ボナール、熊谷守一、前田青邨、藤田嗣治、加藤栄三、靉光、篠田桃紅、土屋禮一、長谷川喜久ら。またリニューアル企画として、美術と教育に焦点を当てた「イメージする力、生きる力」展(~2020年1月5日)、休館中に館外で行ったアートプロジェクト参加作家4組による「セカンド・フラッシュ」展(~2020年1月5日)を同時開催する。