EXHIBITIONS
生誕120年 川端康成と美のコレクション展
名作『伊豆の踊子』や『雪国』を世に出し、日本人初のノーベル文学賞を受賞した作家・川端康成。きわめて多彩な美術品を収集していたことでも知られ、そのコレクションは、国宝に指定される浦上玉堂の《凍雲篩雪図》、池大雅、与謝蕪村の《十便十宜図》をはじめ、土偶や仏像などの古美術から東山魁夷、古賀春江、草間彌生といった近現代日本美術、ロダン、ピカソなど西洋美術に至るまで幅広い内容となっている。
本展は、川端の生誕120年および姫路市施行130年を記念し、姫路市立美術館と姫路文学館が開催する初の共同企画展。川端が収集した美術品を紹介し、その審美眼を探る。近年自邸で発見された初恋の人・伊藤初代宛の未投函書簡や、夏目漱石、太宰治、谷崎潤一郎、三島由紀夫ら文豪たちの書幅・書簡、生前の愛用品なども公開し、川端の人となり、そして巨匠たちの交流に焦点を当てる。
また会期中には、本展企画者である水原園博(公益財団法人川端康成記念会)によるギャラリートークを皮切りに、川端の生涯や作品についてなど、様々な切り口で展覧会を掘り下げる全5回の日曜講座(講演会)を実施。川端文学の世界観を耳で親しむことができるコンサートや声優を招いた朗読会など、多彩なイベントを行う。
本展は、川端の生誕120年および姫路市施行130年を記念し、姫路市立美術館と姫路文学館が開催する初の共同企画展。川端が収集した美術品を紹介し、その審美眼を探る。近年自邸で発見された初恋の人・伊藤初代宛の未投函書簡や、夏目漱石、太宰治、谷崎潤一郎、三島由紀夫ら文豪たちの書幅・書簡、生前の愛用品なども公開し、川端の人となり、そして巨匠たちの交流に焦点を当てる。
また会期中には、本展企画者である水原園博(公益財団法人川端康成記念会)によるギャラリートークを皮切りに、川端の生涯や作品についてなど、様々な切り口で展覧会を掘り下げる全5回の日曜講座(講演会)を実施。川端文学の世界観を耳で親しむことができるコンサートや声優を招いた朗読会など、多彩なイベントを行う。