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EXHIBITIONS

小倉遊亀と院展の画家たち展 滋賀県立近代美術館所蔵作品による

2019.06.28 - 08.26

小倉遊亀 姉妹 1970(昭和45)年 滋賀県立近代美術館所蔵 前期展示

 女性初の日本美術院同人で、文化勲章を受章した小倉遊亀(1895〜2000)。家族や子供、または裸婦を含めた人物画、そして静物画を好んで描いた小倉の作品は、対象の本質をとらえようとする理知的造形が魅力で、個々の持つぬくもりを感じさせる独自の視点を確立している。

 本展では、小倉の画業を紹介するとともに、師の安田靫彦をはじめとして、滋賀県立近代美術館が所蔵する横山大観、菱田春草、今村紫紅、速水御舟、小茂田青樹、小林古径、前田青邨ら院展の仲間の、時代を切り開いた優作を一堂に展示。日本画を語るうえで欠かせない作品群を鑑賞できる貴重な機会となる。