EXHIBITIONS
プライベート・コレクション展
美術館やギャラリーなどに飾られている、作品のキャプションで目にする「個人蔵」という文字。アーティストの藤井龍は、作品の所有先を示すこの言葉から着想し、個人宅に飾られている作品のあり様を写真に収めていくプロジェクト「Private Collection」を展開。2015年に本プロジェクトをスタートし、これまで愛知県と岡山県内で撮影した個人宅の様子を写真作品やインスタレーションとして発表してきた。
藤井の企画によって生活工房で開催される「プライベート・コレクション展」は、日常のなかにある美術作品と、その所有者に光を当てる展覧会。世田谷区内の個人宅18軒の協力を得て、生活とともにあるプライベートな美術作品約20点が展示される。出展作家は、アーティストの奥誠之や大学院在学中の大竹口瞳といった若手作家、サンフランシスコでも活躍した勝田深氷(父は伊東深水)、サグラダファミリアの受難の門を担当したジョセップ・マリア・スビラックスなど国際的に活躍した著名作家と幅広い。
会場には、展示風景を撮り下ろした写真18点のほか、所有者へのインタビューも公開。所有者が語る作品の由来や、自宅に飾られるようになった経緯など、実物の作品を鑑賞しながらユニークなエピソードに耳を傾けることができる。
さらに会期中、個人宅を訪問する「プライベート・ミュージアム・ツアー」、ワークショップ参加者が展覧会のカタログを手づくりする「カタログ・メイキング」など、美術展へのオマージュを込めた関連イベントも多数開催。生活と美術の関わりを知る、またとない展覧会となるだろう。
藤井の企画によって生活工房で開催される「プライベート・コレクション展」は、日常のなかにある美術作品と、その所有者に光を当てる展覧会。世田谷区内の個人宅18軒の協力を得て、生活とともにあるプライベートな美術作品約20点が展示される。出展作家は、アーティストの奥誠之や大学院在学中の大竹口瞳といった若手作家、サンフランシスコでも活躍した勝田深氷(父は伊東深水)、サグラダファミリアの受難の門を担当したジョセップ・マリア・スビラックスなど国際的に活躍した著名作家と幅広い。
会場には、展示風景を撮り下ろした写真18点のほか、所有者へのインタビューも公開。所有者が語る作品の由来や、自宅に飾られるようになった経緯など、実物の作品を鑑賞しながらユニークなエピソードに耳を傾けることができる。
さらに会期中、個人宅を訪問する「プライベート・ミュージアム・ツアー」、ワークショップ参加者が展覧会のカタログを手づくりする「カタログ・メイキング」など、美術展へのオマージュを込めた関連イベントも多数開催。生活と美術の関わりを知る、またとない展覧会となるだろう。