EXHIBITIONS

アンティーク着物万華鏡

ー大正~昭和の乙女に学ぶ着こなしー

弥生美術館、竹久夢二美術館|07.04 - 09.28

竹久夢二 『路地の細道』挿絵 大正8年

竹久夢二 水竹居 昭和8年

左から竹久夢二の絵《水竹居》をもとに再現したコーディネート、同じ着物にスタイリスト・岩田ちえ子のアレンジで帯や小物を変えたコーディネート

竹久夢二 SPRING 大正13年

左から竹久夢二の絵《SPRING》をもとに再現したコーディネート、同じ着物にスタイリスト・岩田ちえ子のアレンジで帯や小物を変えたコーディネート

 着こなしが難しいイメージのある着物。しかし大正〜昭和初期の抒情画には、作法に縛られずそれぞれの好みで着物を着こなす女性たちの姿が描かれており、着物とは本来自由に楽しむものであることを教えてくれる。

 弥生美術館との合同企画で開催する本展は、着物姿で美人画のような写真を撮るアートプロジェクト「ロマン写真館」を主宰し、写真家・荒木経惟の作品にも携わるスタリストの岩田ちえ子を迎えて、竹久夢二などの抒情画をアンティーク着物によって再現。また同じ着物に違う帯や小物を合わせ、1枚の着物がとり合わせ方によって異なる雰囲気に変貌する醍醐味を紹介する。

 抒情画のほかに文学作品などの資料も展示。『黴』『仮装人物』などで知られる文豪・徳田秋聲の愛用品、かんざしや帯留などの装飾類100点以上が並ぶ。