EXHIBITIONS
藤浩志「Jurassic Plastic」
美術家の藤浩志が京都では約10年ぶりとなる個展を開催。藤が考案したおもちゃ交換システム「かえっこ」によって集まり、交換されずに残り続けたおもちゃから制作された、恐竜などのオブジェ、平面作品を展示する。
「かえっこ」は、かねてから家庭内で排出されるビニールやプラスチック素材への違和感を抱いていた藤が、不要品を循環させる仕組みとして2000年に福岡県でスタートさせた。以来、全国各地の公共施設、学校、商店街、商業施設など数千ヶ所以上の場所で展開。「かえっこ」では、使わなくなったおもちゃをカエルポイント(世界共通のこども通貨)に交換可能で、自発的な子供たちの自由な活動を地域の中で実施することができる。また、運営主体となる人たちの目的によって環境教育、防災教育、広報活動、学校教育、販売促進など様々なアプリケーションを生み出す仕組みとしても提案され、様々な現場で利用され続けている。
本展では、「かえっこ」で残り続けたおもちゃからなるオブジェ《ToySaurus》やプラスチックの小さな破片を集めて色分けした集合体《Ginjo》のほか、オブジェをもとに制作した新作平面作品などを展示し、無視することのできない素材の蓄積を露呈しつつ価値転換を行う。
「かえっこ」は、かねてから家庭内で排出されるビニールやプラスチック素材への違和感を抱いていた藤が、不要品を循環させる仕組みとして2000年に福岡県でスタートさせた。以来、全国各地の公共施設、学校、商店街、商業施設など数千ヶ所以上の場所で展開。「かえっこ」では、使わなくなったおもちゃをカエルポイント(世界共通のこども通貨)に交換可能で、自発的な子供たちの自由な活動を地域の中で実施することができる。また、運営主体となる人たちの目的によって環境教育、防災教育、広報活動、学校教育、販売促進など様々なアプリケーションを生み出す仕組みとしても提案され、様々な現場で利用され続けている。
本展では、「かえっこ」で残り続けたおもちゃからなるオブジェ《ToySaurus》やプラスチックの小さな破片を集めて色分けした集合体《Ginjo》のほか、オブジェをもとに制作した新作平面作品などを展示し、無視することのできない素材の蓄積を露呈しつつ価値転換を行う。