EXHIBITIONS
赤松音呂展「Meteon」
2015年のアルス・エレクトロニカ賞でゴールデン・ニカ賞(グランプリ)を受賞した赤松音呂。受賞後も海外を中心に精力的に活動し、18年のミヅマアートギャラリーでの初個展「Chijikinkutsu/Chozumaki」では、地磁気や渦巻きの作用を用いたサウンド・インスタレーション作品を発表。その後、スペイン、オーストリア、台湾、カナダなど世界各地の展覧会や芸術祭に参加した。
本展では、気化熱の原理を利用したサウンド・インスタレーション《Meteon》と、地磁気の視覚化を試みたインスタレーション《Chijikigumo》の新作2点を展示する。
《Meteon》とは「Meteorology(気象学)」と「On(音)」を組み合わせた赤松の造語。水の蒸発を気象現象のひとつとして象徴的に扱い、ガラス器で生じる温度差を利用して予測不可なリズムを奏でる。いっぽう《Chijikigumo》は、雲のように浮遊する折り重なる輪が、地磁気の存在によってなめらかに旋回するインスタレーション。雲状の動作を通して、赤松が長年にわたって興味を持ち続けてきた地磁気を視覚化する。
本展では、気化熱の原理を利用したサウンド・インスタレーション《Meteon》と、地磁気の視覚化を試みたインスタレーション《Chijikigumo》の新作2点を展示する。
《Meteon》とは「Meteorology(気象学)」と「On(音)」を組み合わせた赤松の造語。水の蒸発を気象現象のひとつとして象徴的に扱い、ガラス器で生じる温度差を利用して予測不可なリズムを奏でる。いっぽう《Chijikigumo》は、雲のように浮遊する折り重なる輪が、地磁気の存在によってなめらかに旋回するインスタレーション。雲状の動作を通して、赤松が長年にわたって興味を持ち続けてきた地磁気を視覚化する。