EXHIBITIONS
湊茉莉「うつろひ、たゆたひといとなみ」
抽象的なモチーフを建築物に直接描く作品を発表するアーティスト、湊茉莉の日本初個展が開催される。
湊は、1981年京都府出身。京都市立芸術大学・大学院で日本画を専攻した後、パリ国立高等美術学校に留学。フランス移住後はパリを拠点とし、「人はなぜ絵を描き始めたのか」という命題をもとに、欧州文化の礎となったケルトやガリア、古代ローマなどの先住民族の文化についてのリサーチなどを続けている。
大胆で即興的な身振りを思わせるペインティングで知られる湊。実際は、制作する地で目にした風物を書きとめたスケッチをもとに、綿密なリサーチを伴った観察から出発し、様々な文明の起源に遡って、それらの痕跡や歪みを再び浮かび上がらせている。
本展では、「うつろいゆく世界と人々の営み」をタイトルに、黄河文明からメソポタミア、エジプト、イスラムといった異なる文明や文化の中で重要な役割を担っていたであろう、いくつかのモチーフに焦点を当てた瞑想的な作品を展示する。
通常のギャラリー展示に加え、メゾンエルメスのガラスブロックのファサードにも絵画を描き、建物の内外で変化する時間や光の流れを描き出す初の試みとなる。
※ファサードペインティング「Utsuwa」 は、2019年3月21日~5月6日まで。
湊は、1981年京都府出身。京都市立芸術大学・大学院で日本画を専攻した後、パリ国立高等美術学校に留学。フランス移住後はパリを拠点とし、「人はなぜ絵を描き始めたのか」という命題をもとに、欧州文化の礎となったケルトやガリア、古代ローマなどの先住民族の文化についてのリサーチなどを続けている。
大胆で即興的な身振りを思わせるペインティングで知られる湊。実際は、制作する地で目にした風物を書きとめたスケッチをもとに、綿密なリサーチを伴った観察から出発し、様々な文明の起源に遡って、それらの痕跡や歪みを再び浮かび上がらせている。
本展では、「うつろいゆく世界と人々の営み」をタイトルに、黄河文明からメソポタミア、エジプト、イスラムといった異なる文明や文化の中で重要な役割を担っていたであろう、いくつかのモチーフに焦点を当てた瞑想的な作品を展示する。
通常のギャラリー展示に加え、メゾンエルメスのガラスブロックのファサードにも絵画を描き、建物の内外で変化する時間や光の流れを描き出す初の試みとなる。
※ファサードペインティング「Utsuwa」 は、2019年3月21日~5月6日まで。