EXHIBITIONS
スタンディング・ポイントII
アナ・メンディエタ
慶應義塾大学アート・センターは2018年、現代美術の展覧会シリーズ「スタンティング・ポイント」を新たにスタート。2回目となる今回は、キューバ出身のアーティスト、アナ・メンディエタの写真作品を紹介する。
メンディエタは1948年生まれ。原始美術に関心を寄せ、自身の痕跡を残す、または泥や砂でかたどった人型を自然と一体化させる「シルエッタ・シリーズ」を制作。大地に深く根ざす作品は、西洋物質文明の覆う現代社会への挑戦と見ることもできる。メンディエタは85年、ミニマルアートを代表する作家のひとり、カール・アンドレと結婚。36歳の若さで亡くなった。
本展では、自然との一体化を試みたメンディエタの写真作品を切り口に、現代社会におけるアートの可能性を考察する。
メンディエタは1948年生まれ。原始美術に関心を寄せ、自身の痕跡を残す、または泥や砂でかたどった人型を自然と一体化させる「シルエッタ・シリーズ」を制作。大地に深く根ざす作品は、西洋物質文明の覆う現代社会への挑戦と見ることもできる。メンディエタは85年、ミニマルアートを代表する作家のひとり、カール・アンドレと結婚。36歳の若さで亡くなった。
本展では、自然との一体化を試みたメンディエタの写真作品を切り口に、現代社会におけるアートの可能性を考察する。