EXHIBITIONS

ミュシャ展

運命の女たち

アルフォンス・ミュシャ カレンダー「ビスケット・ルフェーヴル=ウティール」 1896

アルフォンス・ミュシャ ポスター「ジスモンダ」 1894

アルフォンス・ミュシャ ポスター「黄道十二宮」 1896

 19世紀末から20世紀初頭にヨーロッパで起こった芸術運動「アール・ヌーヴォー」を代表する芸術家、アルフォンス・ミュシャ。パリの大女優、サラ・ベルナールのポスターを手がけたことで一躍脚光を浴びた。故郷のチェコ共和国(旧・オーストリア帝国)に戻ってからは、チェコスロヴァキア最初の郵便切手や紙幣をデザインし、チェコ国内にとどまらず、現在に至るまで多くの人々を魅了している。
 
 本展では「運命の女たち」をテーマに、ミュシャの若き日の素描から、名声を得たパリでの作品、祖国に戻った晩年の油彩画までの貴重なコレクションを紹介。女性を描き続けたミュシャの人生を彩った女性たちに焦点を当てる。
  
 展示作品は、ミュシャの出世作《ジスモンダ》や、サラ・ベルナールも気に入った、もっとも美しい劇場ポスターのひとつとされる《椿姫》、故郷の歴史などを題材にした晩年の大作《スラヴ叙事詩》といったミュシャ芸術を代表するポスター、装飾パネル、油彩画、素描画、水彩画などおよそ150点。

 これらの作品は、ミュシャの生家の近くに在住する医師のズデニェク・チマル博士が親子三代にわたって伝えてきた「チマル・コレクション」からの出品で、単独の展覧会は日本初となる。