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EXHIBITIONS

ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展

2019.03.09 - 05.09

ソール・ライター 足跡 1950頃 ソール・ライター財団蔵 © Saul Leiter Foundation

 1950年代よりニューヨークのファッションフォトの第一線で活躍しながら、80年代に商業写真から退いた写真家、ソール・ライター。2006年にドイツの出版社シュタイデルが刊行したカラー写真の作品集『Early Color』によって、83歳にして「カラー写真のパイオニア」として一躍注目を浴び、以後、世界各地で展覧会開催や出版が相次ぐなど、多くの人々にその名が知られることとなった。

 日本では、2017年に待望の初の回顧展が東京で開催。ニューヨークのソール・ライター財団所蔵の写真や絵画作品、貴重な資料が一挙に来日し、大きな反響を呼んだ。

 これに続く本展では、ニューヨークのソール・ライター財団の全面的な協力のもと、財団所蔵の200点以上のカラー・モノクロ写真作品、絵画作品が集結。カラー写真のパイオニアとして、日常の中で見過ごされがちな一瞬のきらめきを天性の色彩感覚でとらえた伝説の写真家に迫る。