EXHIBITIONS
モダンデザインが結ぶ暮らしの夢
両大戦間期の時代、日本建築や意匠に機能性を見出した世界的な建築家やデザイナー、椅子や電気照明に代表されるモダンデザインを日本風土になじませようと躍進した工芸関係者の交流があった。
1928年、日本初の国立デザイン指導機関「国立工芸指導所」の顧問として招聘され、後に世界で活躍するインテリアデザイナー・剣持勇らの指導にあたった建築家のブルーノ・タウト。高崎市の事業家、井上房一郎と、井上の手がける軽井沢の家具工芸店「ミラテス」で出会った建築家のアントニン・レーモンド。井上はタウトを高崎市に迎えて、「ミラテス」銀座展でタウトデザインの工芸品を販売した。
本展では、過酷な同時代を生き、モダンデザインの定着を夢みたタウトと井上たち、レーモンド夫妻、タウトに学んだ剣持、レーモンド門下のジョージ・ナカシマ、レーモンドや剣持と交流したイサム・ノグチらの仕事を紹介し、現在に続く生活デザインの原点をめぐる。
1928年、日本初の国立デザイン指導機関「国立工芸指導所」の顧問として招聘され、後に世界で活躍するインテリアデザイナー・剣持勇らの指導にあたった建築家のブルーノ・タウト。高崎市の事業家、井上房一郎と、井上の手がける軽井沢の家具工芸店「ミラテス」で出会った建築家のアントニン・レーモンド。井上はタウトを高崎市に迎えて、「ミラテス」銀座展でタウトデザインの工芸品を販売した。
本展では、過酷な同時代を生き、モダンデザインの定着を夢みたタウトと井上たち、レーモンド夫妻、タウトに学んだ剣持、レーモンド門下のジョージ・ナカシマ、レーモンドや剣持と交流したイサム・ノグチらの仕事を紹介し、現在に続く生活デザインの原点をめぐる。