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河口龍夫 個展 : 関係 ―中原佑介、あるいは創造としての批評

河口龍夫 フレームの外側あるいは未関係の領域  2002

河口龍夫 フレームの外側あるいは未関係の領域  2002

河口龍夫 フレームの外側あるいは未関係の領域  2002

 50年以上にわたって、日本を代表する作家のひとりとして最前線で活動するアーティスト・河口龍夫。鉄・銅・鉛といった金属や、光や熱などのエネルギー、化石や植物の種子などを素材に、物質と人間や時間との関係をテーマにしたコンセプチュアルな作品を制作してきた。

 そんな河口が示す「関係」を見つめ続けた美術評論家に中原佑介がいる。中原は現代美術の黎明期である戦後の日本で精力的に批評を書き続け、多くの重要な展覧会の企画も手がけ、そのひとつである「第10回日本国際美術展 人間と物質」(東京都美術館、愛知県美術館ほか)」には、河口も出展している。

 本展では、中原の著書『関係と無関係 河口龍夫論』(現代企画室、2002)の装丁で使用されたドローイングの原画を29点のほか、同書を素材にした小作品を展示する。

 なお本展は、磯辺行久記念越後妻有清津倉庫美術館における「河口龍夫展:時の羅針盤」(2019年ゴールデンウィーク〜)に先駆けて開催される。