EXHIBITIONS

鞆の津ミュージアム自主企画展

かたどりの法則

鞆の津ミュージアム|11.29 - 03.02

勝楽佐代子

森冨茂雄

富永武

 本展「かたどりの法則」では、なぞり模して再現的にかたどることにより生み出された多様な表現を紹介する。
 
 出展者は、聴覚障害者同士で結婚したのち、強制的に不妊手術を受けさせられた夫と暮らしながら「子どもの代わり」という人形を夫婦で創作していた勝楽佐代子。広島で被爆し、失われた爆心地の街並みを記憶に基づき克明に再現する鳥瞰絵図を描いた森冨茂雄。自身が飲酒したビールの空き缶などを使って独自のからくり人形を生み出す富永武。手芸店を営みながら身近な素材で架空の「地球外生命体のミイラ」を創作した深澤優典。長崎の爆心地に建てられていた矢形標柱を主題とした作品制作や歴史研究を行う彫刻家・小田原のどか。自在に可動するダンボール模型を様々につくり、自ら「ダンボールマン」となってパフォーマンスも行う島村祥太ほか、綾野月美、山本佳治、大竹徹祐、熊田史康の10名。
 
 会期中には、人形文化研究者の菊地浩平、出展者の小田原のどかを迎えたトークイベントも行われる。