EXHIBITIONS
アナザー・ストーリー / 人の数だけ、物語がある。
マリー・ローランサンの《扇を持つ若い女》、パブロ・ピカソの《首飾りをつけたジャクリーヌの肖像》、アンディ・ウォーホルの《マリリン・モンロー(マリリン)》。それぞれ、人生の激動期にあったローランサン自身の30歳の顔、ピカソの最期を看取ることになるジャクリーヌ・ロック32歳の顔、そしてアメリカ中の憧憬を集めながら36歳という若さで亡くなった女優マリリン・モンロー27歳の顔を描いたもので、優れた芸術家たちの手によって、異なる時空を生きた同年代の3名の女性をめぐる物語が鮮やかに立ち上がっている。
本展では、高崎市美術館のコレクションから「もうひとつの物語」を秘めた作品を選び、「人生の中の顔」「物語る絵画たち」「戦争と美術」などをキーワードとして読み解く。加えて、群馬県を拠点に活躍する版画家の長野順子と村上早、ろうけつ染めの技法で独自のアイドル像を表現するアーティスト・大竹夏紀の作品を展示し、3人の心の内に秘められたユニークな物語を紹介する。
本展では、高崎市美術館のコレクションから「もうひとつの物語」を秘めた作品を選び、「人生の中の顔」「物語る絵画たち」「戦争と美術」などをキーワードとして読み解く。加えて、群馬県を拠点に活躍する版画家の長野順子と村上早、ろうけつ染めの技法で独自のアイドル像を表現するアーティスト・大竹夏紀の作品を展示し、3人の心の内に秘められたユニークな物語を紹介する。