「めがね」をキーワードに、広義にとらえられる「みる」ことの意味を問い直す展覧会。画像や動画、文字やサインなど視覚情報を認識するためのに欠かせない「みる」という行為を通して現代社会を見つめる。
本展では、遠近法とレンズを用いた江戸のめがね絵から、視覚のトリックを用いたユニークな現代美術やVR(バーチャルリアリティー)まで、人々の視覚に対する探究の跡をたどる浮世絵、絵画、映像作品、インスタレーション作品など計約200点が並ぶ。
出品作家は、歌川広重、棟方志功、不染鉄、山口勝弘、
高松次郎、
山口晃、
鈴木理策、松村泰三、岩崎貴宏、
千葉正也、
森村泰昌、諏訪敦、山田純嗣、金巻芳俊ほか多数。