EXHIBITIONS
堀内正和展
おもしろ楽しい心と形
次世代の彫刻家たちに多大な影響を与えた、日本の抽象彫刻を代表する作家のひとり・堀内正和。抽象彫刻の分野で触覚的な感覚を取り入れ、身体の一部や身近なかたちをヒントに作品を制作した。
鑑賞者が覗き込むことで完成する《ウィンクするMiMiちゃん》(1967)や《指の股もまた股である》(1968)といった一連の彫刻作品を、「のぞき(NOZOKI)」の逆読みから取った「IKOZON」と名づけ、独自のエロスやユーモアを表現した。
本展では、堀内の作風が具象から抽象へと変化を遂げた1950年代に着目しながら、初期から晩年までの彫刻作品約40点を展示。加えて、紙彫刻(ペーパー・スカルプチュア)を多数展示し、機知とユーモアあふれる作品をつくり出した作家の思考をひも解く。
鑑賞者が覗き込むことで完成する《ウィンクするMiMiちゃん》(1967)や《指の股もまた股である》(1968)といった一連の彫刻作品を、「のぞき(NOZOKI)」の逆読みから取った「IKOZON」と名づけ、独自のエロスやユーモアを表現した。
本展では、堀内の作風が具象から抽象へと変化を遂げた1950年代に着目しながら、初期から晩年までの彫刻作品約40点を展示。加えて、紙彫刻(ペーパー・スカルプチュア)を多数展示し、機知とユーモアあふれる作品をつくり出した作家の思考をひも解く。