EXHIBITIONS

ALLNIGHT HAPS 2018前期「呼び出し、交換」

蕗野幸樹作品 展示風景

蕗野幸樹 中村苑子の句「春の日や あの世この世と 馬車を駆り」 2015

 若手アーティストおよび若手キュレーターの養成を目的に、年間2名の企画者の展覧会シリーズを行う「ALLNIGHT HAPS」。2018年前期では、批評家の黒嵜想(くろさき・そう)のキュレーションによる「呼び出し、交換」展に、蕗野幸樹(ふきの・こうき)と奥祐司、岡田真太郎が出品する。

 黒嵜は1988年生まれ。音声論を中心的な主題とし、批評誌の編集やイベント企画など、論考執筆に限らない多様な評論活動を自主的に展開している。自身が手売りする批評誌『アーギュメンツ#2』では編集長を、続刊『アーギュメンツ#3』では批評家・仲山ひふみと共同編集を務めた。

 本展は、流通網の発達によってイメージが失われつつある「取次」に着目。「取次」を実践しているように思えた、書家の蕗野、エンジニアの奥、そして美術商の岡田がストックしたものを、黒嵜が「呼び出し、交換」する。

 7月31日から蕗野、次いで2名の作品を展示。なお、HAPSオフィスの1階スペースにて終夜、道路からウィンドウ越しに鑑賞することができる。


#1 蕗野幸樹 2018年7月31日〜8月24日
#2 奥祐司  2018年9月7日〜9月29日
#3 岡田真太郎 2018年10月12日〜11月10日