EXHIBITIONS
ALLNIGHT HAPS 2017 後期
接触の運用
若手アーティストおよび若手キュレーターの養成を目的に、年間2名の企画者の展覧会シリーズを行う「ALLNIGHT HAPS」。2017年後期の展覧会では、アーティスト・髙橋耕平の企画のもと、高橋自身と石川卓磨、三重野龍、笹岡由梨子、柳瀬安里、小林耕平の6名が身体の運用を通じた作品の生成について考察する。
高橋は異なった媒体で制作を行いながら身体を運用し作品化するという点で共通する5名に注目。近年、ダンサーの動きを高速シャッターによる数千枚の静止画で捉え、連続させることで人間の身体そのものを映像化する石川、手描きとデジタルを往来しながら弾力を有したしなやかな形象を考案するグラフィックデザイナーの三重野。
また、顔や身体のパーツをまとまりのない素材でつながれたぎこちない動きのマリオネットが危うさを漂わせる映像作品を発表する笹岡、身体や声の反応を通して場と自分の関係性を作品化する柳瀬、物や出来事に対する自身の解釈を言葉で投げかけることによってそのものの潜在性を露わにする小林。そして、対象に向き合う自身の「身体」の所在を主題のひとつとして記録や複製を扱う髙橋が接触することで、新たな身体の運用を体現する機会を設ける。
本展ではHAPSオフィスの1階スペースにて終夜展示を行い、道路からウィンドウ越しに作品を鑑賞する構成となる。
<出展作家>
#1 石川卓磨 2017年12月6日(水)〜12月26日(火)
#2 三重野龍 2018年1月9日(火)〜1月31日(水)
#3 笹岡由梨子 2018年2月6日(火)〜2月28日(水)
#4 柳瀬安里 2018年3月6日(火)〜3月26日(月)
#5 小林耕平+髙橋耕平 2018年3月30日(金)〜4月23日(月)
高橋は異なった媒体で制作を行いながら身体を運用し作品化するという点で共通する5名に注目。近年、ダンサーの動きを高速シャッターによる数千枚の静止画で捉え、連続させることで人間の身体そのものを映像化する石川、手描きとデジタルを往来しながら弾力を有したしなやかな形象を考案するグラフィックデザイナーの三重野。
また、顔や身体のパーツをまとまりのない素材でつながれたぎこちない動きのマリオネットが危うさを漂わせる映像作品を発表する笹岡、身体や声の反応を通して場と自分の関係性を作品化する柳瀬、物や出来事に対する自身の解釈を言葉で投げかけることによってそのものの潜在性を露わにする小林。そして、対象に向き合う自身の「身体」の所在を主題のひとつとして記録や複製を扱う髙橋が接触することで、新たな身体の運用を体現する機会を設ける。
本展ではHAPSオフィスの1階スペースにて終夜展示を行い、道路からウィンドウ越しに作品を鑑賞する構成となる。
<出展作家>
#1 石川卓磨 2017年12月6日(水)〜12月26日(火)
#2 三重野龍 2018年1月9日(火)〜1月31日(水)
#3 笹岡由梨子 2018年2月6日(火)〜2月28日(水)
#4 柳瀬安里 2018年3月6日(火)〜3月26日(月)
#5 小林耕平+髙橋耕平 2018年3月30日(金)〜4月23日(月)