EXHIBITIONS
新・今日の作家展2018 定点なき視点
横浜市民ギャラリーが開館した1964年から2006年まで開催された現代美術展「今日の作家展」の理念を継承し、同時代の作家および作品を紹介する「新・今日の作家展」。今回は、社会や人々の意識の中にある見えない境界に向き合い、制作を通じて自己と他者が共鳴する場をつくる、岩井優、川村麻純、阪田清子の3名を紹介する。
クレンジング(洗浄・浄化)を主題とした映像、インスタレーション、パフォーマンスを展開する岩井は、国内外のコミュニティに加わり、生活や価値観を共有することで法や伝統など多様な観点から各地の状況に光を当ててきた。川村は個人の記憶や他者との関係性に関心を持ち、家族を題材としながら、社会的な問題を取り込んだ表現を探求。阪田は沖縄を活動拠点とするなかで感じた自己の不確かな立ち位置を出発点に、土地や国家間の歴史や制度に着目し、その意味を問うインスタレーション作品を発表している。
本展は、定点なき視点から様々な事象やアイデンティティについて思考を巡らす3名の新作とこれまでの作品を通して日常や世界を再認識し、新たな気づきを誘発することを目指す。
クレンジング(洗浄・浄化)を主題とした映像、インスタレーション、パフォーマンスを展開する岩井は、国内外のコミュニティに加わり、生活や価値観を共有することで法や伝統など多様な観点から各地の状況に光を当ててきた。川村は個人の記憶や他者との関係性に関心を持ち、家族を題材としながら、社会的な問題を取り込んだ表現を探求。阪田は沖縄を活動拠点とするなかで感じた自己の不確かな立ち位置を出発点に、土地や国家間の歴史や制度に着目し、その意味を問うインスタレーション作品を発表している。
本展は、定点なき視点から様々な事象やアイデンティティについて思考を巡らす3名の新作とこれまでの作品を通して日常や世界を再認識し、新たな気づきを誘発することを目指す。