EXHIBITIONS
追悼・儀間比呂志
沖縄を描き続けた版画家
力強い線で、沖縄の美しい風土や戦争などをテーマにした木版画を手がけた版画家、絵本作家・儀間比呂志の追悼展が開催される。
儀間は1923年沖縄県那覇市出身。18歳から約3年間、当時日本統治下にあった南洋群島のテニアン島で過ごした。その後、徴兵検査のため沖縄に戻り、出征。海軍に入隊し、神奈川県横須賀で敗戦を迎えた。戦後は復員列車の終着点であった大阪に生活の基盤を置く。
大阪市美術研究所で洋画を研修後、上野誠に木版画を学び、50年代から沖縄の人々の暮らしや祝祭、沖縄戦、米軍基地問題などをテーマに作品を発表した。
本展では、立命館大学国際平和ミュージアムが所蔵する儀間の版画作品から45点を展示。沖縄戦に向き合い続け、描き、伝えることに尽くしたその生涯を振り返る。
儀間は1923年沖縄県那覇市出身。18歳から約3年間、当時日本統治下にあった南洋群島のテニアン島で過ごした。その後、徴兵検査のため沖縄に戻り、出征。海軍に入隊し、神奈川県横須賀で敗戦を迎えた。戦後は復員列車の終着点であった大阪に生活の基盤を置く。
大阪市美術研究所で洋画を研修後、上野誠に木版画を学び、50年代から沖縄の人々の暮らしや祝祭、沖縄戦、米軍基地問題などをテーマに作品を発表した。
本展では、立命館大学国際平和ミュージアムが所蔵する儀間の版画作品から45点を展示。沖縄戦に向き合い続け、描き、伝えることに尽くしたその生涯を振り返る。