EXHIBITIONS

CURATION⇄FAIR Kyoto

同時開催:「工+藝」京都 2026

大本山 妙顕寺、本山 本法寺、本山 妙覺寺
2026.11.04 - 11.08

撮影:柳原美咲

 京都・西陣エリアを舞台とするアートフェア「CURATION⇄FAIR Kyoto」が開催される。会期は11月6日〜8日。

 CURATION⇄FAIRは、美術における学術的領域とマーケットの往還を促進し、長期的な価値基準の醸成を目指す事業だ。今年2回目の開催となる同フェアは、会場を、大本山 妙顕寺、本山 本法寺、本山 妙覺寺の三寺院へと拡大。茶の湯、祈り、芸術の精神が受け継がれる西陣を舞台に、古美術、工芸、近代美術、現代美術まで、時代や分野を横断する厳選された作品が集結する。

 日本美術の歴史や価値を知ることに重きを置いた昨年とは視点を変え、本年は作品とそれを取り巻く環境に目を向ける。会場となる寺院のもつ時間の蓄積や精神性、そして展示される作品が渾然一体となった豊かな空間を鑑賞者に提供するとのこと。

 また今年は、日本の生活文化に宿る「身体性」を追体験する特別プログラムとして、裏千家と現代工芸作家の共演による「呈茶席」も実施。本法寺の巴の庭を望む特別な空間に用意される。また、鷹峯エリアのROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsおよびしょうざんリゾート京都を会場とした、花人・杉謙太郎(1975〜)による「花会」パフォーマンス、通常非公開のしょうざん迎賓館・峰玉亭での「所望の花」、名勝・渉成園での「和舟遊覧」や「庭園ツアー」など、多彩なプログラムも展開される。

 さらに、本年はオンラインコンテンツも充実。知的好奇心を満たすオンラインでのインプットと会場でのアウトプット(身体的体験)を連動させたハイブリッド型の鑑賞モデルを導入し、アートフェアを単発の体験に終わらせず、長期にわたる「文化の物語」として設計することを試みる。

 なお、同フェアの会場でもある大本山 妙顕寺では「『工+藝』京都 2026」も同時開催。隠﨑隆一、関島寿子、土屋順紀、前田正博、三上亮、十三代三輪休雪、山村慎哉ら招待作家7名に加え、浅井康宏、内田鋼一、川端健太郎、新里明士、牟田陽日、和田的をはじめとする推薦作家50名が名を連ねる。