EXHIBITIONS
五月女哲平 遠くに運ぶ
東京・竹芝のYOKOTA TOKYOで、五月女哲平(1980〜)の初個展「遠くに運ぶ」が開催されている。会期は11月16日まで。以下、本展の展覧会ステートメントとなる。
「五月女の絵画を前にすると、視線は自然と画面の奥へ向かいます。幾何学的に区切られた面、見覚えがあるのに、名前の定まらない形象。隣り合うはずなのない色の組み合わせ。画面によく目を凝らすと、幾重にも重ねられた絵具や、異なる素材・技法が層をなしています。
闇のなかに浮かぶ形や光景、ときには人や乗り物、炎や静物。身近なものから生まれた像は、どこか現実との距離をもって、音が消えたあとに残る残響のように画面にとどまります。その奥には、ものを冷静に見つめる眼差しや、親しみを感じてきたものへの愛着、そしてわずかなユーモアも滲んでいるようです。
水平にひらけた土地。陽の移ろい。宵闇の向こうに灯る明かり、そして雪の日……。作家が育った土地の風景や、絵や描くことが近くにあった日常が、作品のなかに、別の距離をもって現れます。遠くに運ぶ。風景、身近にあったもの、ある時に感じた空気。それらが絵になり、まだ会っていない誰かのもとへ届くこと。今回のタイトルには、そのような想いも込められています。遠方を望みながら、五月女哲平のこれまでの制作をたどる機会となります」(展覧会ウェブサイトより)。
「五月女の絵画を前にすると、視線は自然と画面の奥へ向かいます。幾何学的に区切られた面、見覚えがあるのに、名前の定まらない形象。隣り合うはずなのない色の組み合わせ。画面によく目を凝らすと、幾重にも重ねられた絵具や、異なる素材・技法が層をなしています。
闇のなかに浮かぶ形や光景、ときには人や乗り物、炎や静物。身近なものから生まれた像は、どこか現実との距離をもって、音が消えたあとに残る残響のように画面にとどまります。その奥には、ものを冷静に見つめる眼差しや、親しみを感じてきたものへの愛着、そしてわずかなユーモアも滲んでいるようです。
水平にひらけた土地。陽の移ろい。宵闇の向こうに灯る明かり、そして雪の日……。作家が育った土地の風景や、絵や描くことが近くにあった日常が、作品のなかに、別の距離をもって現れます。遠くに運ぶ。風景、身近にあったもの、ある時に感じた空気。それらが絵になり、まだ会っていない誰かのもとへ届くこと。今回のタイトルには、そのような想いも込められています。遠方を望みながら、五月女哲平のこれまでの制作をたどる機会となります」(展覧会ウェブサイトより)。
