EXHIBITIONS

荒井颯子 / 山口岳人 2人展 - 窓から見えるもの

2026.07.30 - 08.22
 東京・銀座の和田画廊で、荒井颯子と山口岳人による2人展「窓から見えるもの」が開催されている。会期は8月22日まで。

 荒井は1999年神奈川県生まれ。2023年に多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻を卒業し、25年に同大学大学院美術研究科絵画専攻日本画領域を修了。主な個展に「黄色い壁、いくつかの短い話」(横浜マリンタワー2F アートギャラリー、神奈川、2023)、「絵のある部屋」(京都蔦屋書店6F ギャラリーウォール、京都、2024)、「The Silent Encounter」(PG gallery、ソウル、2025)、「Further Explorations」(FOAM CONTEMPORARY、東京、2026)など。いっぽう、山口は1997年神奈川県生まれ。2023年に多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻を卒業。主な展覧会に「第40回上野の森美術館大賞展」(2022)、「第11回郷さくら美術館桜花賞展」(2024)、「第6回絵画の筑波賞展」(2025)などがある。現在は多摩美術大学美術学部絵画学科日本画研究室助手。

 本展では、対照的な画面意識を持つ2人の作家が「窓」という共通のテーマに向き合う。映画や小説などから着想を得たイメージを組み合わせ、伝統的な日本画の技法で架空の空間に人物像を描く荒井にとって、窓は世界のなかに立ち現れる一瞬の光景を見出すための装置となる。いっぽう、画面の枠組みを意識し、対象となるモチーフへの深い観察と洞察に向かう山口にとって、窓は特定の対象へと意識を集中させるための枠組みとして機能する。会場では、荒井による《水玉のカーテン》(2026)や、山口による《バイク (クッション)》(2026)などが展示されている。