EXHIBITIONS

やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ

2026.04.17 - 06.14

《やなせうさぎとアンパンマン》(制作年不明)©やなせたかし (公財)やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団

 福岡県立美術館で「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」が開催されている。

 やなせたかしは1919年高知県出身。本名は柳瀬嵩。東京高等工芸学校工芸図案科を卒業後、東京田辺製薬宣伝部に入社。徴兵、復員後は高知新聞社で雑誌編集を担当し、47年に上京。三越百貨店宣伝部を経て、53年に漫画家として独立した。舞台美術、作詞、ラジオ・テレビの構成を手がけ、73年には雑誌『詩とメルヘン』(サンリオ)の編集長に就任。同年『あんぱんまん』を発表し、88年にテレビアニメ『それいけ!アンパンマン』の放送が開始された。2013年、94歳で逝去。

 本展は、アンパンマンの生みの親であるやなせの初の大規模巡回展となっている。漫画家、詩人、絵本作家、イラストレーター、デザイナー、編集者など、多彩な活動を展開したやなせの仕事を展観する。

 展示室では、2026年にやなせたかし記念館アンパンマンミュージアムが30周年を迎えることを記念し、原画約200点を中心に展示。「やなせたかし大解剖」「漫画」「詩」「絵本/やなせメルヘン」「アンパンマン」のテーマを通して作品を紐解く。

 また、苛酷な戦争体験や家族との別れ、様々な人との出会いを経て「何のために生まれて、何をして生きるのか」を問い続けたやなせがたどり着いたヒーロー像についても紹介する。