EXHIBITIONS

エリオット・アーウィットの世界展

エリオット・アーウィット パリ、フランス 1989 何必館・京都現代美術館蔵

エリオット・アーウィット ジャクリーン・ケネディ、アメリカ 1963 何必館・京都現代美術館蔵

エリオット・アーウィット マリリン・モンロー、ニューヨーク 1956 何必館・京都現代美術館蔵

エリオット・アーウィット サンタモニカ、カリフォルニア 1955 何必館・京都現代美術館蔵

エリオット・アーウィット パリ、フランス 1989 何必館・京都現代美術館蔵

エリオット・アーウィット パリ、フランス 1989 何必館・京都現代美術館蔵

 世界的な人気を誇るニューヨークの写真家、エリオット・アーウィットは1928年、ロシア人の両親のもとパリに生まれ、戦禍を逃れるべく渡ったアメリカを拠点に写真家としての活動を開始。25歳の若さで写真家集団・マグナムの一員となってマグナム第2世代の写真家として高く評価されてきた。

 フォトジャーナリストとして、世界中の歴史的瞬間に立ち会い、J・F・ケネディ元大統領、チェ・ゲバラ、マリリン・モンローなど、20世紀を代表する著名人も数多く撮影。

 子供や恋人たち、街路や美術館といった何気ない日常の瞬間もとらえたエリオットの写真は、記録としてだけでなく、被写体の素顔を魅力的に切り取り、優しい皮肉に包まれた独特のユーモアと哀愁が漂う。

 本展では、エリオットのサイン入りオリジナルプリント約60点を「一瞬の劇場」「小さな隣人」「子供の情景」「時代の証言者」という4つのテーマで展示する。