EXHIBITIONS

企画展 開館30周年記念展

ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード

2025.03.22 - 05.18
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パロマ・バルディビア 問いかけの本 2022年 ©Paloma Valdivia

 千葉市美術館で、企画展「開館30周年記念展 ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード」が開催される。

 BIBの通称で親しまれるブラチスラバ世界絵本原画展(Biennial of Illustrations Bratislava)は、スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催される、世界最大規模の絵本原画コンクールだ。

 本展は、2023年10月から12月にかけてブラチスラバで開催された「BIB 2023」(第29回展)の出品作品を中心に構成。参加した36か国、275名による355冊の絵本、総計2072点の原画は、それぞれ異なる文化を持ちながら、共通して鑑賞者の想像力をかき立てるパワーを秘めている。そのなかから国際審査を経て選ばれた受賞作品、そして日本代表として選出された10組の作家の作品を展覧。また、作家へのインタビューなどを通して明らかとなった創作の背景を、関連作品および資料を交えて紹介する。

 さらに、千葉市美術館では2005年からブラチスラバ世界絵本原画展を継続的に紹介しており、今回で10回目となる。本展では「BIBと千葉市美術館の20周年」と題して特集を行い、これまで千葉市美術館で紹介してきた歴史を振り返り、20年のあいだに受賞した作品の絵本も紹介する。