Winter Show　榊原正修、ヨセフィン・ロッシング

　ヒロマート・ギャラリーで、冬季恒例のプロジェクト「Winter Show」が開催されている。

　本展では、榊原正修とヨセフィン・ロッシングの紙の作品を紹介。

　ヒロマート・ギャラリーでは、榊原正修の油彩画（キャンバス）と水彩画（紙）作品を数年にわたって紹介してきた。榊原は、伝統的な絵画技法を用いて深みのある鮮やかな色と明暗で想像のビデオゲームシーンの絵画表現を追求。本展では紙の作品に着目し、榊原の選りすぐりの作品と新作を展示。

　ヨセフィン・ロッシングは、東京を制作の拠点にするスウェーデンのアーティストで、今春に開催した第1回目のヨセフィン・ロッシング展では紙の作品を中心に紹介された。ロッシングのインスピレーションの源は、場所、経験したこと、見たことなど実生活での体験からきている。これらの記憶におけるイメージに光、音、色を加え表現。そうすることによって、実際のイメージにもとづいたオルタナティブなイメージをつくり出す。本展では、セレクションした小作品を展示。

　今回の展示は、それぞれのアーティストの次回展に関連したイントロダクションとなっている。