新たに修理された文化財

　奈良国立博物館で、特集展示「新たに修理された文化財」が開催される。

　長い歴史を経ていまに伝わる文化財は、その多くが過去に人の手による修理を受けながら大切に保存されてきたもの。これらの文化財をさらに未来へと継承していくために、奈良国立博物館では、彫刻・絵画・書跡・工芸・考古の各分野の収蔵品（館蔵品・寄託品）について、毎年度計画的に修理を実施している。

　本展では、前年度までに修理された文化財のなかから選りすぐった文化財を展示公開するとともに、その修理内容についてパネルで紹介する。