EXHIBITIONS
特別展
ホーム・ポート:原田裕規
広島市現代美術館で特別展「ホーム・ポート:原田裕規」が開催される。
原田裕規(1989〜)は、2012年に「ラッセン展」や「心霊写真展」の企画でデビューし、社会のなかで広く知られる視覚文化を題材とするプロジェクトからその活動をスタートした。また近年は、広島や山口からハワイへ渡った移民について調査し、日糸アメリカ人の混成文化を題材にした映像作品『シャドーイング』を発表。本展タイトルと同名の作品《ホーム・ポート》は、日系人も多く移り住んだ町であり、23年夏に大火に襲われたマウイ島ラハイナが描かれたクリスチャン・ラッセンの作品がもとになっている。
本展では、原田が現時点の集大成とする新展開の平面作品に加えて、これまでに制作された代表的な映像、インスタレーション、パフォーマンス作品、10代の大半を過ごした「広島時代」の初期絵画などを紹介する。広島出身であり、ラハイナへの滞在歴もある原田は「母港」を意味するこの作品の題名を展覧会のタイトルに採用。したがって、本展は原田にとっての里帰り展であるともいえるだろう。
原田裕規(1989〜)は、2012年に「ラッセン展」や「心霊写真展」の企画でデビューし、社会のなかで広く知られる視覚文化を題材とするプロジェクトからその活動をスタートした。また近年は、広島や山口からハワイへ渡った移民について調査し、日糸アメリカ人の混成文化を題材にした映像作品『シャドーイング』を発表。本展タイトルと同名の作品《ホーム・ポート》は、日系人も多く移り住んだ町であり、23年夏に大火に襲われたマウイ島ラハイナが描かれたクリスチャン・ラッセンの作品がもとになっている。
本展では、原田が現時点の集大成とする新展開の平面作品に加えて、これまでに制作された代表的な映像、インスタレーション、パフォーマンス作品、10代の大半を過ごした「広島時代」の初期絵画などを紹介する。広島出身であり、ラハイナへの滞在歴もある原田は「母港」を意味するこの作品の題名を展覧会のタイトルに採用。したがって、本展は原田にとっての里帰り展であるともいえるだろう。