EXHIBITIONS
アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.16 札本彩子
岐阜県美術館で「食」をテーマに制作する札本彩子の公開制作「アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.16 札本彩子」が開催されている。
札本彩子は1991年山口県生まれ。2014年京都精華大学芸術学部造形学科卒業。食品をモチーフにした作品を通して、現代の「食」をめぐる状況について観者に様々に問いかける。近年のおもな展示に、2023年「Replicant—食卓のかたち—」(東御市梅野記念絵画館・ふれあい館、長野)、2023年「なめらかでないしぐさ 現代美術 in 西尾」(尚古荘不言庵、愛知)など。
作家ステイトメントとして、札本は次のように述べている。
「食べることのできないもどかしさや腐敗しない安心感、そんな食品サンプルの異質性に惹かれています。私が制作する食品造形は、従来の食品サンプルの手法とは異なり、樹脂粘土を用いたモデリング技法で、現実の調理工程に近いかたちでつくりあげることが多いです。
この度、食品サンプルの街として有名な郡上のある岐阜県での滞在制作にあたり、着目したのは当地の名物ハムです。
一つひとつ手作業でつくられるハムたちをヒントに、期間限定のオリジナルハムブランドを制作し、アトリエに擬似工場をつくります。美術館でまるでハムを生産し、加工しているような情景を表現できたらよいなと考えています」(展覧会ウェブサイトより)。
札本彩子は1991年山口県生まれ。2014年京都精華大学芸術学部造形学科卒業。食品をモチーフにした作品を通して、現代の「食」をめぐる状況について観者に様々に問いかける。近年のおもな展示に、2023年「Replicant—食卓のかたち—」(東御市梅野記念絵画館・ふれあい館、長野)、2023年「なめらかでないしぐさ 現代美術 in 西尾」(尚古荘不言庵、愛知)など。
作家ステイトメントとして、札本は次のように述べている。
「食べることのできないもどかしさや腐敗しない安心感、そんな食品サンプルの異質性に惹かれています。私が制作する食品造形は、従来の食品サンプルの手法とは異なり、樹脂粘土を用いたモデリング技法で、現実の調理工程に近いかたちでつくりあげることが多いです。
この度、食品サンプルの街として有名な郡上のある岐阜県での滞在制作にあたり、着目したのは当地の名物ハムです。
一つひとつ手作業でつくられるハムたちをヒントに、期間限定のオリジナルハムブランドを制作し、アトリエに擬似工場をつくります。美術館でまるでハムを生産し、加工しているような情景を表現できたらよいなと考えています」(展覧会ウェブサイトより)。