長田沙央梨「きえないともしび かぜのまぶた」

　GALLERY MONMAで、長田沙央梨による個展「きえないともしび かぜのまぶた」が開催されている。

　長田は、動物をモチーフに陶彫の立体作品、油彩の平面作品を手がける。具象的でありながらもオリジナリティを感じさせる作風で、人間と同様に性格の違いや喜怒哀楽の感情を持ちながら、人間よりもたくましく生きる、純粋な動物の姿を表現しようとしている。

　本展では、新作の陶彫立体作品、油彩絵画作品を展示。本展の新作は、北海道という広大な土地から湧き上がってくる大きなエネルギーや、そこでのびやかに生き生きと暮らすいきものたちの、ちいさないのちの輝きをテーマとしている。