EXHIBITIONS

特別展

法然と極楽浄土

2024.10.08 - 11.04, 2024.10.06 - 12.01

国宝 阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎) 14世紀 京都・知恩院蔵 後期展示

 京都国立博物館 平成知新館で、特別展「法然と極楽浄土」が開催される。

 浄土宗の祖・法然(法然房源空、1133~1212)は、平安時代末~鎌倉時代初めの混迷期、「南無阿弥陀仏」の名号を称えることによって誰もが等しく阿弥陀仏に救われ、極楽浄土に往生できることを説き、多くの支持を得た。

 本展では、今年で浄土宗開宗 850年を迎えることを機に、法然による開宗から弟子たちによる諸流派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依によって大きく発展を遂げるまでの歴史を、国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどる。