胡宮ゆきな「Re-heat and Reborn-風連りてぃ巡る-」

　那覇文化芸術劇場なはーとで、胡宮ゆきな展「Re-heat and Reborn-風連りてぃ巡る-」が開催される。

　胡宮は文化の融合やアイデンティティをテーマにした作品をこれまで制作してきた。本展では、2023年に行われた胡宮の亡くなった祖母のためのカジマヤー「Re-heat and Reborn-風連りてぃ巡る-」プロジェクトの記録を構築したインスタレーションを展開。
　
　沖縄の長寿のお祝い「カジマヤー」の風習と中華圏の宗教儀式や葬儀文化でよく見かけ、欠かせない紙細工「紙紮（シサツ）」を混ぜあわせた「死者へのカジマヤー」を通して、生と死、死者とのコミュニケーション、超高齢化社会について考える。